第10回 春季 日本めだか品評会 結果発表





品評会の詳しい順位は、日本メダカ協会のホームページをご覧ください
日本メダカ協会HP
http://jma-medaka.jp/

第10回春季日本メダカ品評会結果と受賞メダカ写真
http://jma-medaka.jp/exhibition_10_spring.html

【総評】 

 今年も全国のメダカ愛好家から、263点の素晴らしいメダカの出品があり、第10回の節目の年である記念すべき大会に相応しい品評会となりました。

 今回の最優秀日本メダカ協会賞は「朱赤透明鱗更紗」。体色の朱赤は目を奪われるほど鮮やかで、赤と白の境目もはっきりとしており、上見部門で輝く美しいメダカでした。優秀日本メダカ協会賞では「全身体内光体外光」、「白ラメ体外光」が選ばれ、双方厚みのある健康的な個体で、体色の良さもさることながら大切に育てられたのだと感じることが出来るメダカでした。 各部門の一席に選ばれたメダカも、部門に応じた体型や見た目の良さを十分に発揮している優良な個体ばかりで、来場された方々も感嘆の声を漏らしていました。






 今回の品評会では263点の優良なメダカが出品され、第10回の節目の大会として相応しい内容でした。大会期間中は天候にも恵まれ、会場は多くの来場者で賑わいました。県外からの方も多く、また出品した方々も来場され、展示しているメダカを真剣な眼差しでみる姿が印象的でした。

 驚いたのが、突然のテレビ取材です。今までは前もってご連絡をいただいていたのですが、今回は突如取材に来られ、その日に放映されるという体験をしました。改良メダカの世界が、多くの人に認知されているのだと感じる出来事でした。  


■審査の様子




審査委員長
 寺井 道典
審査委員
  大場 秀幸
  馬場 浩司
  和田 敏拓
  佐々木 圭
  木村 弘和
  今村 武徳


■会場の風景 1

テレビ取材の様子
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授賞式の様子
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受賞者の皆様、本当におめでとうございます
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今回は、予想以上の大反響によりあまり会場の写真撮影ができませんでした・・・
 

■日本メダカ品評会歴代資料

第10回記念大会ということで、過去に催された品評会をまとめた資料を会場にて掲示しました。
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日本メダカ品評会では、出品した全メダカをプロのメダカ専門店スタッフが撮影し、開催ごとに冊子にまとめて保存しています。多大な労力をかけてでも、改良メダカの歴史を残したいという強い思いがあるために、今日まで継続しております。

歴代の出品メダカを眺めることで、その時代に流行していたメダカの傾向が把握でき、またどのレベルの形質であれば評価されていたのかなどが一目瞭然です。改良メダカの世界は進化が目覚ましく、最新のメダカばかりが注目されることは仕方がないことですが、現代の改良メダカがどのような軌跡をたどってきたのかを振り返ることも大切ではないでしょうか?それは、いずれ改良メダカの遺伝的な解析等が行われる際には、必要不可欠な情報として重宝されることでしょう。

日本メダカ品評会に出品するための条件は、日本メダカ協会会員になることだけです。みなさんの自慢のメダカ達を出品して、冊子に写真を残し、改良メダカの歴史を共に作ってきませんか?


 今年の9月に第10回秋季日本メダカ品評会が開催されます。日本メダカ協会では、第1回大会から出品されたすべてのメダカを冊子として歴史に残してます。皆様も、ご自慢のメダカを出品してみてはいかがでしょうか。
 
 

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